トマトの脇芽と天ぷら

 トマトの生長に従って行われる管理作業で大事になってくるのが「脇芽かき」です。脇芽とは、葉の根元から生えてくる新しい芽(生長点)でここから植物はどんどん成長していきます。(写真でてに持っている葉がついている根本の部分からが脇芽です。)ただ、主軸に直接つく実に養分が行き渡るように管理するためには、この脇芽は摘み取らなければなりません。これが「脇芽かき」と言われるものです。トマトの生長に従って脇芽は驚くほど大きくなります。最初はどれが脇芽かすら分からなかった私が、昨年はおそらく一番脇芽をとった人になりました。さて今年は・・・。

 ところで、このとってしまった脇芽は、挿し木として新しく株を増やすのに利用できますが、当農場では幸い間に合っていますので、すべて処分される運命にあります。そこで小耳に挟んだ話が、「トマトの脇芽の天ぷら」としての利用法。

 えー、そんなの食べられるの?!と半信半疑でしたが・・・。トマト農家としては一度は試してみなくては・・・ということで意を決して食べてみました。

 

 感想は、くせがなく食べやすい。意外にイケるな~という感じです。揚げたての天ぷらそのものが美味しいですしね。今回はちょっと奮発して、太白ごま油を揚げ油に使って揚げたので尚更美味しかったのかもしれません。ただし、トマトの葉や茎は食用とはされていないですしそういう意味では心配もありますから特にオススメは致しません。トマト農家として食べてみた、というご報告です。  (emi)