モロッコ(マラケシュ)

34日目: 2011年1月2日  「マラケシュの喧噪」

 朝6時のバスでザゴラからマラケシュへ向かいました。8時間バスの旅です。Supratoursというモロッコ人がオススメするバス会社だったためか行き程の不安は感じませんでした。

 マラケシュでは同じワークキャンプに参加していた人と3人で過ごすことが多く楽しかったです。道がごちゃごちゃしていてすぐ迷子になりますが、必ず中心となるフナ広場に繋がるようにできています。この広場は毎日がお祭り騒ぎ、観光客でにぎわい、露店が並びます。フレッシュオレンジジュース40円は何度も飲みました。夜になると食べ物の屋台が勢ぞろいします。屋台には番号がついているので分りやすいです。ネットなどいろいろ情報を調べてみておすすめの魚の屋台に行ってみました。揚げた魚やイカリングをトマトソースにつけて食べるのですがこれが美味しい。結局ここには滞在中2回行きました。

35日目: 2011年1月3日  「リヤド体験」

 私たちが泊まっていたのは立地のいいキレイな安宿でした。部屋に窓がなかったので、屋上にある気持ちのよい共有スペースで過ごすことが多かったです。今日はここでゆっくり過ごしたり、バヒア宮殿を見学したり、観光客向けハマムに行ったりと思い思いに過ごした後、夜は贅沢ディナーにしようということで、5つ星リヤドの評判の良いレストランを予約しました。Le Riad Monceau というリヤドでコース料理が1人3,000円位でした。実はこのリヤドはモロッコ最終日である明日の宿泊先として日本から予約していたところです。ディナーだけフライングしようということになりました。リヤドとはもともと「中庭のある邸宅」という意味のアラビア語だそうで、ホテルとしてゲストを受け入れるようになったのは2000年頃からだそうです。地元の人たちに見捨てられつつあった古い建物が、ヨーロッパの人によって買われ、改装されてホテルになったそうです。実際にこのリヤドもオーナーはフランス人でした。一度リヤド内に足を踏み入れるとそこは別世界です。マラケシュの喧噪が嘘みたいに静かで平和な空間が広がっています。このギャップがこの町の魅力のひとつでしょう。

36日目: 2011年1月4日  「再会」

 モロッコ最終日であるこの日は予約したリヤドを満喫しようと意気込んでいましたので、チェックイン前からリヤド内に入りWIFIの繋がる中庭で部屋ができるのを待ちました。結局このリヤドでは使えるホテルサービスをほぼ駆使して、昼食を食べたり、スパに行ったり、空港までの送迎を利用しました。(ここで出したハガキが日本に着かなかった件については不満が残ります・・・)

 夜は待ちに待った再会が待っていました。イタリアで出会った最高のアグリツーリズモであるil Vignoの家族と夕食を共にする約束をしていました。待ち合わせはごちゃごちゃしたフナ広場の郵便局前です。おそるおそる行ってみると、そこにはジュリオとアリスの夫婦と2人の子供たちが待っていました!屋台で夕食をとったのですが、その際に大勢の客引きの言うことひとりひとりに耳を傾けているジュリオはとても紳士的でした。「彼はNOと言えない人なのよね」とアリスが言っていました。その後は彼らが泊まっているリヤドの屋上でワインを飲みました。素敵な時間でした。彼らは自分たちも宿を経営しているだけあって宿泊場所にはこだわりがありました。まず、オーナーがモロッコ人であること、1月3日の日記で前述しましたが、リヤドの多くはフランス人をはじめヨーロッパの人に買われていますので、これをクリアするのは非常に厳しかったみたいです。他にも、ダブルの部屋が多いため、家族が4人で泊まれるような広さの部屋を探すのも難しかったとのことです。苦労した甲斐あって手に入れた気持ちのよいリヤドでの時間の一部を私たちも一緒に共有できたのは嬉しかったです。イタリアでの出会いから遠く離れたモロッコで3週間後に再会できたこと、夢のようなひとときでした。

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